ベンチプレスの注意点 怪我防止対策

ベンチプレスの危険な所
現在、働いているジムはスミスマシンしか置いてなくパワーラックやベンチプレスラックは置いてありません。
ですのでずっとスミスマシンでベンチプレスを行なっていました。
そして6月に別のジムを入会してそのジムでベンチプレスを行いましたがかなり下手になっていました。
正確に言うと適切な重量を知らずに行っていてメチャクチャなフォームで行っていたことに気付いたのです。
スミスマシンに慣れてしまうとそういうことになりかねないので注意が必要なので、今回ベンチプレスで怪我をする前に注意点を詳しく説明していきます。
また、これをやっている人はいつか怪我する事も書いていきますので最後まで読んで頂けたら幸いです。
スミスマシンとパワーラックの違い
まずパワーラックとスミスマシンの違いを理解しないと分かりませんね。
簡単に説明しますとパワーラックはバーベルがフリーに動きます。
バーベルがパワーラックに置いてある状態になっています。
それとは逆にスミスマシンは左右の縦にシャフトがありシャフトとに沿ってバーベルが上下に動きます。
シャフトと一体化になっているので軌道が決まっているのです。
詳しくはこの記事を読んで頂けたら理解出来るでしょう!
要するにパワーラックはバーベルを上下、左右、前後と自由に動かせるに対してスミスマシンは上下の動きしか出来ないのです。
スミスマシンの落とし穴
少しでもスミスマシンを理解出来たでしょうか?
スミスマシンは安全性に優れていて初心者の方から上級者まで幅広く使われています。
ですが、安全性に優れているからこそ無理な重量を扱ってしまうことも多々あるのが現状です。
パワーラックでベンチプレスしている人でバーベルが地面と平行になっておらず左右のどちらかが先に上がっている人を見た事ありませんか?
あれは明らかに重量を扱えていない状態で無理矢理上げていると、そういうふうになります。
そのフォームで続けているといつか肩を壊して半年とかトレーニング出来なくなります。
パワーラックの場合、平行に上がっていないと自分でも気付きますが、スミスマシンの場合それでも平行にバーベルが上がってしまうので自分では気付きにくいです。
重量の設定を再度見直す事も必要だと言うことです。
改善方法
重量を軽くする
個人的な意見ですが上記のようにバーベルが平行にならず斜めに上がってしまう場合は重量を軽くしてみるのが1番です。
バーベルを平行に上げられる重量まで落とす事です。
別に軽い重量でも恥ずかしがる必要はありません。
寧ろ汚いフォームでベンチプレスをしている方が恥ずかしいと思っていいです。
膝の角度を見直す
バーベルが斜めに上がってしまうのは重量を軽くする事で改善されます。
ですが、重量を軽くしても肩に重量が乗る事も多々あります。
これを改善するには膝の角度を見直す必要があります。
バーベルを上げないで握った状態を作ってみて下さい。
その時、膝の角度はどうですか?
膝の角度が肩と同じ位置になっていませんか?(脇の角度が90°)
もしそうなっていたら肩に重量が乗ってしまいます。
ベンチプレスをやって肩に重量が乗ってしまう人はすぐに改善しましょう!
肩に重量が乗らなければ角度は好きで構いませんが、分からなければ角度を45°を目安にして力が入りやすい角度で調整しましょう!
角度が開くと肩に重量が乗りやすいです。
さいごに
今回は自分の実体験を元に書いてみました。
現在のジムで働く前は違うジムでパワーラックを使用してベンチプレスをしていました。
勤務先でトレーニングするようになって他のジムには一切行かずスミスマシンでしかベンチプレスをしなくなってしまいました。
数年経ってJOY FITに入会してパワーラックでベンチプレスを久しぶりにやったら感覚が全く違う事に驚きました。
上記の事を踏まえてフォームを1から見直したらスミスマシンでベンチプレスをしてた時よりも重量がかなり下がってしまいましたが怪我する前で良かったと心から思っています。
一見怪我してもすぐに完治すると思っている方もいるかもしれませんが肩を怪我してしまったら数ヶ月治りません。
実際に周りのトレーニーでも怪我の体験を聞くと完治するまで半年掛かったと言っている人もいるぐらいです。
必ず正しいフォームと知識を得てトレーニング後は冷やすなりストレッチをして怪我の予防をして下さい。
格好良い身体を目指して。
-
前の記事
マイプロテイン ゴールデンシェイカーレビュー 2020.08.11
-
次の記事
MUSCLETECH (マッスルテック)BCAAレビュー 2020.08.13